ペットの幸せを考える日記  |

ペット愛好家としては考えさせられる動物実験について

「動物実験について」

さまざまな分野で反対運動をされている動物実験について、今回は管理人の見解を含め書きたいと思います。一括りに「動物実験」と言っても様々なものがあり、ただ「動物実験」というだけではどれの何を指しているのか分からない場合がほとんどです。 少し、この言葉だけが一人歩きした状態を整理してみましょう。「動物実験」として代表的なものでは、化粧品の動物実験です。

 

問題になっているのはほとんどこれと言って良いでしょう。有名なのはウサギの皮膚での実験でしょうか。人に試す前にウサギで安全性を試すというものですね。こういった類の動物実験は倫理的にも許されるものではありません。一方で、以前に映画化されたお話で、クラスで豚を飼って、大きくなったらそのお肉を食べるという話をしりませんか?これもある種の動物実験になります。また、皆さんが病気やけがになった時、病院ではさまざまな手術や投薬が行われていますよね。

 

この医学・科学の発展についても動物実験が行われています。これはいいのでしょうか?医学の発展のためには仕方のないことだとある方が言っていました。しかしながら、どれも動物実験なのです。皆さんが反対しているのは一体どの「動物実験」なのでしょうか。管理人も、いわゆるペットフード業界で動物実験をしているかどうかの調査をしたことがあります。

 

結果としては、してる・してないがあまり明確ではありませんでした。「してない」と回答したメーカーさんであっても、実際にその動物の嗜好にあってるかどうかは実験するはずです。これは動物実験に当たらないのでしょうか?言葉の上では、動物実験になるはずです。

 

大事なのは、その大前提としては、このような調査を行う場合でも必ず道徳的に扱われることを保証した上での調査という方針を崩さないことです。つまり、アイムスが動物に対して行う研究は、人に許可される栄養学、医学上の研究と同等のものだけということです。これを読んで思ったのは「動物実験」という四文字熟語で片づけるのではなく、本質は「動物を道徳的に扱わないような実験」に反対することが大事な訳です。こちらのアイムスというペットフードメーカーも動物実験について色々なことを言われているのも事実ですが、それは「動物実験」となんでもかんでも簡単な言葉に集約してしまうからではないでしょうか?

 

少なくとも管理人には、きちんとした方針を持って、人道的に許される他のメーカーと同じような実験レベルしかやっていないと思います。揚げ足を取って、なんでも間でもこき下ろすのは簡単ですが、まずは自分の足元を見て、何にたいしてアクションを取っているのか、そのことを知ることが大事ではないでしょうか。


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